漆を塗装する部分の寸法と木材の欠損部分、痩せ、割れ、古い塗膜の状態などをチェックします。
現場の視察を踏まえた上で、下地の内容や色合い、艶などをご相談させて頂きます。
10日ほどでお見積書を作成致します。その後見積金額と最終的な仕上がりイメージを調整致します。
詳細が決まりましたら、工期を設定致します。
※冬期間は漆の乾燥が悪く、工期が延びる場合があります。
周りの汚れ防止と虫・風の侵入を防ぐため全面に養生をかけます(立ち入り禁止となります)。
仕上げる中でもっとも重要な作業になります(ご予算によって変わります)。
木地調整、古い塗膜の除去、割れ防止、欠損部分やへこみ、平面調整などの下地作りを行います。
割れ防止の場合は麻布を貼り、本堅地(堅牢な下地)を繰り返しながら平面と角を作ります。
木目を生かした塗りの場合は木地調整になります(仕上げる内容、材質によって異なります)。
下地後、漆塗りと研磨作業を繰り返し肌を整えていきます。
塗りたて(塗りっぱなし)の場合はここで仕上がりとなります。(色合いと艶を調整できます)
さらにこだわりの仕上げをご希望の場合は磨きの作業を行い、鏡面に仕上げることも可能です。
透かし彫や虹梁などの彫りの部分に金箔を貼り、彫を輝かせることも可能です。
仕上がりをご確認頂いて、ご満足頂けましたら清掃後道具の撤去をして完了となります。
県内お見積もり無料で現場の確認をさせて頂きますので、まずはお気軽にご相談下さい。(県外は交通費、必要経費を頂戴する場合もございます)