佐藤漆工房・ギャラリー漆木舎
工房概要 現場施工までの流れ 漆器のオーダーについて 塗り直し・修理について

現場施工までの流れ


1.現場視察


漆を塗装する部分の寸法と木材の欠損部分、痩せ、割れ、古い塗膜の状態などをチェックします。



2.仕上がりグレードの打ち合わせ


現場の視察を踏まえた上で、下地の内容や色合い、艶などをご相談させて頂きます。



3.お見積り


10日ほどでお見積書を作成致します。その後見積金額と最終的な仕上がりイメージを調整致します。



4.工期の設定


詳細が決まりましたら、工期を設定致します。
※冬期間は漆の乾燥が悪く、工期が延びる場合があります。



5.現場養生


周りの汚れ防止と虫・風の侵入を防ぐため全面に養生をかけます(立ち入り禁止となります)。



6.下地作業


仕上げる中でもっとも重要な作業になります(ご予算によって変わります)。
木地調整、古い塗膜の除去、割れ防止、欠損部分やへこみ、平面調整などの下地作りを行います。
割れ防止の場合は麻布を貼り、本堅地(堅牢な下地)を繰り返しながら平面と角を作ります。
木目を生かした塗りの場合は木地調整になります(仕上げる内容、材質によって異なります)。



7.中塗り


下地後、漆塗りと研磨作業を繰り返し肌を整えていきます。



8.上塗り(仕上げ)


塗りたて(塗りっぱなし)の場合はここで仕上がりとなります。(色合いと艶を調整できます)



9.呂色仕上げ


さらにこだわりの仕上げをご希望の場合は磨きの作業を行い、鏡面に仕上げることも可能です。



10.金箔仕上げ


透かし彫や虹梁などの彫りの部分に金箔を貼り、彫を輝かせることも可能です。



11.清掃・撤去


仕上がりをご確認頂いて、ご満足頂けましたら清掃後道具の撤去をして完了となります。


県内お見積もり無料で現場の確認をさせて頂きますので、まずはお気軽にご相談下さい。(県外は交通費、必要経費を頂戴する場合もございます)



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